【iPhone15以降】アクションボタンにスクリーンショットを割り当てる【iOS18.5】

アクションボタンにスクリーンショットを割り当てる

iPhone15以降から搭載されたアクションボタンにスクリーンショットを割り当てようとしたらちょっとハマったので、その方法をお伝えします。

答えだけ知りたい方は目次から「ショートカットを作る」に飛んでください。

目次

はじめに

iPhoneとiOSのバージョン

iPhone16(無印)にiOS18.5の組み合わせで説明します。iPhone本体やiOSのバージョンの差で若干の違いが出るかもしれません。ご了承の上、適宜読み替える等してください。

アクションボタンとは

iPhone15以降に搭載された、長押しで機能を呼び出すボタンです。左側のボリュームアップボタンの上、以前は消音モード切り替えスイッチがあった場所がアクションボタンに置き換えられました。

初期状態では消音モードが割り当てられています。

好きな機能を割り当てられますが、何でもかんでも割り当てられるわけではなく、あらかじめ決められた中から選択します。

選択肢は以下の通り。

  • 消音モード
  • 集中モード
  • カメラ
  • ビジュアルインテリジェンス
  • フラッシュライト
  • ボイスメモ
  • ミュージックを認識
  • 翻訳
  • 拡大鏡
  • コントロール
  • ショートカット
  • アクセシビリティ
  • アクションなし

アクションなしを選択するとアクションボタンが無効になるので、実質12通りの中から選ぶことになります。

でも、コントロールセンターから起動すればいいんじゃないかと思える機能が多い気がしますし、何に使うのかわからない機能もあります。カメラはiPhone16ならカメラコントロールボタンがある。常に消音モードで固定しているので切り替えることはないですし・・・。

アクションボタンの使い道を考える

使わないのはもったいないので、スクリーンショットを割り当てることにしました。

スクリーンショットはボリュームアップボタンを押しながら電源ボタンで撮れるのですが、たまに間違えてボリュームダウンを押していて撮れなかったり、消音モードスイッチがアクションボタンに置き換わったことでボリュームアップと間違えることもありそう。というのが理由です。

でもアクションボタンに割り当てられる機能にスクリーンショットがないんですよね。

そこでスクリーンショットを撮るショートカットを作り、それをアクションボタンに割り当てます。

ショートカットを作る

新規ショートカットを作成して、そこにスクリーンショットを指定するだけかと思ったらそうではありませんでした。

スクリーンショットを指定しただけのショートカットを実行すると、画面のふちがフワッと白くなるエフェクトが発生してスクリーンショットが撮られたように見えるのですが、それがどこにも保存されていないんです。

それではお待たせしました。以下、スクリーンショットを撮って写真に保存するショートカットの作り方です。

1. ショートカットを新規作成する

ショートカットアプリを起動したら画面右上のプラスをタップします。

ショートカットの新規作成

新規ショートカットの画面が開きますので、アクションを検索して追加していきます。

2. 「スクリーンショットを撮る」を追加

アクションの中から「スクリーンショットを撮る」を探してタップすると追加されます。

検索欄に「スクリーンショットを撮る」と入れるか、画像のように「スクリーン」まで入れれば一番上に出てきます。

似ていますが「最新のスクリーンショットを取得」や「画面上のものを取得」ではありませんのでご注意を。

「スクリーンショットを撮る」を追加

ここで私は勘違いをしました。ボリュームアップと電源ボタンの同時押し=「スクリーンショットを撮る」だと思い込んでいたのですが、これだけではまだファイルとして保存されないため、画像が写真アプリから見えません。おそらくクリップボード的なメモリ領域に画像データとして保留されている状態と思われます。

3. 「”写真”に保存」を追加

先ほど追加した「スクリーンショットを撮る」の次に呼び出すアクションとして、「”写真”に保存」を追加します。

ここでも検索欄を活用しましょう。「”写真”に保存」を探し、みつけたらタップして追加します。

「"写真"に保存」を追加

追加すると「スクリーンショットを最近の項目に保存」というアクションが追加されます。最近の項目という文字が青く表示されていますので、そこをタップすると他の場所に変更することもできます。

これで「スクリーンショットを撮る」のあと「”写真”に保存」が立て続けに呼び出されるようになります。

ここまできたらほぼ終わり。画面右上の完了をタップします。

4. 作成したショートカットをテストする

完了すると次のような画面になります。

この例ではショートカットの名前が「スクリーンショットを撮る」に自動設定されましたが、もし分かりにくい名前になってしまった場合は赤で囲った範囲の「・・・」ボタン以外の場所を長押しすると出てくるメニューから変更できます。

作成されたショートカット

短くタップするとショートカットが発動し、今見ている画面のスクリーンショットが撮られ、写真として保存されます。写真アプリを開いて確認してみてください。

連打すると、タップした回数分スクショされちゃいますよ。

5. アクションボタンに割り当てる

iPhoneの設定→アクションボタンを開きます。

初期状態では次の画像のように「消音モード」が割り当てられていると思います。

アクションボタンの初期割り当ては消音モード

右にスクロールしていき「ショートカット」を表示します。次に下の方にあるコンボボックスのような欄で先ほど作ったショートカット「スクリーンショットを撮る」を選択します。確定ボタンなどはありませんので、この時点で割り当てが有効になります。

ショートカットを表示して作成した「スクリーンショットを撮る」を選択する

ショートカットの作成とアクションボタンへの割り当てはここまでです。あとは好きな画面を表示した状態でアクションボタンを長押しすればスクリーンショットが画像として保存されます。

まとめ

ちょっとハマりましたがわかってしまえば納得の理由でした。

ショートカットはプログラムを組むのと同じで、手続き(処理)をひとつひとつ端折らず事細かに並べてやらないといけないということです。

直感的に操作できるのがApple製品の売りだと思ってましたが、これはあまりにも説明不足で不親切だなぁと思いました。

でも使いこなしたら色々便利なショートカットが作れそうですね。

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